半端なコンプレックスは武器にならない
音楽やってるアーティストがたまに「コンプレックスは武器になる」とか言ってんのを耳にする。
・人の道から外れたロクデナシ
・皆と考えが合わない
・意見を大衆の前で言えない
まあまあいろんなモンがあると思うんだけど、コンプレックスって基本的には裏があると思うわけ。
社会の歯車として頑張ってる自分からしたらアウトローの兄ちゃんみたく社会に嚙みつけないし、僕は自己主張0だからハッキリ言いたいこと言えるヤツは凄いと思うし、普段言いたいこと言えないヤツほど溜め込んだ肥溜めが爆発した時にとんでもないボムになったりすると思うの。
じゃあ武器になってんじゃん?って思われるかもしれないけど、そのコンプレックスがガソリンになって作品に表れてるモノが良い物なワケよ。
稲穂の如く踏みつけられた分だけ強くなる、折れた分だけ硬くなる骨と同じでそーやって生きてきた人間が出すSHITほどブッ飛んでスゲーな!って感動したり胸を撃たれたりするんだよ。(少なくとも自分は)
漠然とコンプレックスとか言われても
「そりゃみんな自分の嫌な所くらいあるでしょ?」って冷めて見ちゃうんだよな。それに酷い時なんか「悲劇のヒロインにも成りきれない中途半端な弱者」って嫌悪すら湧いてくるわけ。
つまりは何が言いたいかっていうと何が言いたいのか俺もよく分からなくなってきた。
あ、アレだわ。コンプレックスとか言いつつしょーもない作品出すアーティストも嫌いだし、雑誌とか記事に載せるライターも嫌いだし、もうみーーーーーんな嫌いだぞって話ね。